もし、敦賀に転勤になったら訪れてみようって思っていたのが舞鶴。ここは横須賀、佐世保、呉、大湊と並ぶ海上自衛隊の最重要基地である舞鶴基地があるんです。ってことで、偵察に出発だ! |
赤れんが博物館前 |
14:30、舞鶴港にある赤れんが博物館の駐車場に到着。
今日の午前中はいつものランニングをし、昼過ぎに敦賀を出てきました。駐車場がどこにあるのかよくわからなかったので赤れんが博物館の駐車場に車を停めて散策開始です。 車を停めて目の前にヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」が停泊していてビビった。いきなりひゅうがですか! |
掃海艇 すがしま |
||
|
||
舞鶴警察署東庁舎の脇に停泊していたのが、すがしま型掃海艇。船首にはJM61バルカン(JM61-M 20mm多銃身機銃)が設置されてました。この船は機雷を撤去する船で、磁気に反応して爆発する機雷から逃れるため、船体はベイマツやケヤキ、タモといった木材で作られているそうです。 |
||
|
||
ちょっと離れたところからすがしまをパチリ。後部には機雷を処理する遠隔操作無人潜水機などが搭載されてます。白いやつがそうなのか?よくわからないけれど。 |
多用途支援艦 ひうち |
こちらの船は多用途支援艦ひうち。射撃訓練用の的をひっぱったり、自走不能となった良寛をひっぱったり、物資を輸送したりという船だそうです。意外と新しくて2002年就航。固定式の武双は無く、12.7mm機関銃を持ち込んで載せるらしい。 |
舞鶴赤れんがパーク |
||
|
||
舞鶴随一の観光スポットである赤れんが倉庫群にやってきました。が、まったく観光客がいませんね。これは写真撮り放題でラッキー!ここは1901年(明治34年)に舞鶴鎮守府が創設された際、旧日本海軍によって建てられた倉庫。舞鶴旧鎮守府倉庫施設として国の重要文化財にも指定されています。こちらの赤れんが倉庫にはレストランが入っていたり、お土産屋さんが入っているようですが、今日は緊急事態宣言下ということで閉館中。トイレだけ使えました。 | ||
赤れんがが並ぶ赤れんがロードを歩く。この先には大きな観光客向けの駐車場があるようです。こっちに車を停めればよかった。ところで、こちらの倉庫は何に使われているのかな?ドアには鍵がかかっているので何か入っているんだろうな。 |
赤れんがパーク駐車場 |
|
赤れんがパーク駐車場の端に護衛艦「しらね」の主錨が展示してありました。護衛艦しらねは、ヘリコプターを3機運用するヘリコプター搭載護衛艦(DDH)で、73式54口径5インチ単装速射砲を2門有する大型の護衛艦。ですが2015年に除籍となっており、その主錨がここに展示されているのです。 |
|
赤れんがパーク駐車場のすぐ近くに停泊している巨大な護衛艦、ひゅうがです。ひゅうが型の1番艦であり、見た目は完全に軽空母。現在のところヘリコプター搭載護衛艦DDHということになっています。いずも型はF-35Bの運用ができるように改修することが決まりましたが、ひゅうがは対潜戦を主任務にするのでしょうか、F-35B運用への改造は発表されていませんね。飛行甲板には4機分のヘリスポットがあり、3機同時運用が可能なんだそうです。艦首にはファランクス(CIWS)が設置されているのですが、この場所だとF-35Bは運用する気ないですね。 |
|
ひゅうがの前にもう一隻、巨大な船が停泊していました。これが「ましゅう」。ひゅうがの全長が198mに対して、ましゅうは221m。ましゅう型補給艦の1番艦です。今のところ海上自衛隊で最新の補給艦。他の船に燃料を補給することができる船なのです。加えて、病院機能もあるらしいですよ。 |
山の上から |
||
赤れんがパーク駐車場と赤れんがパークの間に小山があって、上ってみると老人福祉施設でした。コロナ禍のためか休館中とのことで、駐車場から港を眺めさせてもらいました。ここからだと、ひゅうがとましゅうが並んで見える。どちらもデカい!日本で一番大きい(長い)フェリーは新日本海フェリーのあかしあ/はまなすで224.5mとのこと。ほぼ同じ長さの船が二隻並んでいるってすごい! |
||
|
||
左がひゅうがで右がましゅう。最新の護衛艦が見られるって、舞鶴ってすごい。ここで10分ほどのんびりと船を眺めていました。誰も来なくて最高。 |
||
|
||
奥の方にはジャパンマリンユナイテッドの工場があるようで、イージス艦みょうこうが整備を受けているようでした。でも、この船って三菱重工長崎造船所で建造されたはず。整備は別の会社でも受けられるんだね。
ということで、舞鶴偵察は終了。これは今後の訪問が楽しみですね。コロナが収束したら北吸岸壁で護衛艦の見学ができるようになるはず。その時はまた絶対来なきゃね。 では2時間かけて敦賀へ戻るか。 |