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飛騨まんが王国と飛騨古川


2021.5.3-4


 今年のGWも自粛ですね。去年は大人の遠足に行ったのですが、ペンギン姉さんから不評だったので今年は大人の遠足実施できず。せっかくネコ娘が受験勉強から解放されたので、コロナウィルスに注意しつつ、どこかにお出かけしようよ、ということで山奥に引きこもりに行くことにしました。




出発
 7:00、起床。今日は飛騨まんが王国にお泊りしちゃうのですよ。一日中まんがを読むのですよ。引きこもりですよ。三人それぞれお昼ご飯を用意しました。

 8:30、自宅を出発。国道46号線を南下しているとき、対向車がパッシングしてネズミ捕りを教えてくれました。ちゃんとスピード落としてセーフ。そんなにスピード出してなかったけどね。
 9:50、飛騨まんが王国に到着。目の前には昔スキー場だった斜面が広がります。そして、ちょうど今、カタクリの花が咲いているそうです。ちょっと時間があるから見に行ってみよう!ということになり、ペンギン姉さんとクマ兄さんの二人で斜面を登り始めました。ネコ娘は車内でお昼寝中。

 さて、カタクリの花ってどんな花?実はよく知らないんだよね。斜面を登っていくと、カタクリの花←っていう看板が出てるので、それに従ってどんどん登っていく。どこまで登らなきゃいけないんだろう。

 旧スキー場の斜面の一番上の方まで行くと、山菜取りに来ているおばちゃんに声をかけられました。カタクリの花ってどれ?って聞いたら、ちょっとしか咲いてないけど、そのあたりって教えてくれました。
 これがカタクリの花のようです。ピンクというか紫というか。可愛く咲いてました。このカタクリの根っこというか鱗茎から取り出したでんぷんのことを片栗粉って言うんだよね。
 カタクリの近くにはゼンマイの芽がでてました。ザ山菜ですね。今日の夕飯に出てくるかな?
 旧スキー場の上部から下界を望む。今日はいい天気だ。こんな日に漫画三昧って贅沢だなぁ!じゃ、そろそろ車に戻ろう。ネコ娘が起きて寂しがってるかもしれない。
 10:15、駐車場に戻ってきました。ネコ娘は起きてるかなぁ?と思ってドアを開けたら、暑くなった車内で爆睡してました。脱水になるよ・・・。

 左は飛騨まんが王国。この三階に今日はお泊りですよ。左はCafeteria白木ヶ峰。昔のスキーセンターっぽいね。今は食堂になってます。じゃ、チェックインしよう。




まんが図書館
 10:15、飛騨まんが王国にチェックイン。ここで宿泊の受付も済ませてしまいます。これで、今日のまんが図書館への入館手続きも完了。前の方々は温泉に入ったりまんがに行ったりとバラバラのようでした。グループで来てたみたいなんだけどね。
 入館手続き後、すぐにまんが図書館へ。途中の連絡通路にはクミタ・リュウという漫画家の絵が展示されていました。絵が結構シュールです。この絵は降参っていうタイトルなんだけど、鳥の丸焼きの煙に向かって降参してきているっていう絵です。
 こんな絵を眺めつつ連絡通路を進んでまんが図書館へ。
 では、まんが図書館へ。まんが図書館は二階建て。かなりのまんがが置いてあります。およそ35,000冊あるらしい。新しいのは少ないけどね。
 12:00、お昼ご飯にしましょ。今日のお昼は食堂ではなく、家で作ってきたお弁当にします。ペンギン姉さんとネコ娘はベーグルサンドにしたようです。クマ兄さんは野菜炒め弁当。目玉焼き付き。パクパクって20分くらいで食べてしまいました。

 じゃ、また続きを読もう。




部屋
 15:10、お部屋の準備ができている時間なので、鍵をもらって今日の宿泊部屋へ荷物を運ぶ。と、なんと!前回と同じ部屋ですよ。

 まんが図書館の三階へ移動。廊下の一番奥の部屋です。
 うーん、全く同じだ。なんとなくポットなどの配置も同じだと思う。部屋に置いてあるお菓子も「しらさぎ物語」というもので前回と同じ。
 部屋には浴衣、タオル、歯ブラシなどが一通り供えつけられていました。鏡の下にはセーフティボックスもありますよ。じゃ、まんがを読みに行こう。




夕食
 18:05、食堂へ。お昼ご飯はお弁当だったのでお腹ペコペコです。
 今日の夕食はこちら。モリモリです。前回より品数が多いんではないでしょうか。陶板焼きのお肉も一枚増えてます。
 小鉢がたくさん。山菜もありました。天ぷらも温かい。お刺身だってあります。こりゃすごい。山菜そうめんもあるね。作り置きのものもあるんだろうけど、とっても美味しいですよ。
 白身魚のホイル焼き。レモンの酸味が効いてて美味しかった。ネコ娘はダメだったみたいだけど。さすがにペンギン姉さんもネコ娘も全部は食べきれなかったようで、クマ兄さんにおすそ分けがたくさん来ました。お腹いっぱいですよ。

 19:45、あっという間に夕食を平らげたので、まんが図書館へ移動。まだまだ読みます。




トイレ
 今回もトイレのついていない部屋にしたので、共同トイレへ。たくさん並んでいて合宿所みたい。ここを一人で使うのは・・・ちょっと怖い!?


 
お風呂
 20:30ごろ、お風呂に入る。誰もいないので湯船をパチリ。温泉も沸いてます。はぁ〜、気持ちいいねぇ。


 
部屋で読書
 入浴後は部屋で読書。ご宿泊のお客様はまんがを部屋に持ち込むことができます。モリモリ持ってきて、部屋で12時ごろまで読みました。つかれた・・・。




起床
 7:00、起床。トイレに行って、歯磨きと洗顔をし、着替えをして準備完了。まずはまんが図書館に行き、昨夜寝るまで読んだまんがを返す。そして、今日の午前中に読むまんがを選ぶ。
 8:00、朝食に行く際に、着替えなどの荷物を車に置いてくる。今日も天気が良いねぇ。
 荷物を車に積み込んだ後、食堂へ朝食を食べに。昨夜の夕食に比べると大人しめの朝食。前回とほぼ同じかな。ホウバ味噌が美味しいんだよね。もりもりご飯を頂きました。



 食後、まんが図書館へ移動。午前中は読書。今日も読書。



 12:00、読書終了。お昼ご飯はここでは食べないことにしました。だって、朝ご飯をいっぱい食べてお腹空いてないんだもん。




棚田と板倉の風景
 お昼で飛騨まんが図書館を出発。国道360号線を南下します。途中、棚田と板倉の風景っていう場所がトリップアドバイザーに掲載されていたので寄り道してみました。かなりのどかな風景でしたが、あまり見るところはなく。サラッと散歩して出発。ここはね、板倉の宿「種蔵」っていうお宿に泊まると面白いっぽい。




飛騨古川
 13:30、飛騨古川にやってきました。昨日からまんが図書館でゴロゴロしてばっかりだったので、ちょっとだけ散歩しようとやってきました。駅の北側に無料の観光駐車場があるので、車を停めてお散歩スタート。飛騨市美術館の横を通ったら、山上のソロTというピアノを弾いている像がありました。ずいぶんと熱中している御様子。
 高山線を超え、街中にあるまつり広場へ向かう。

 13:50、まつり広場に到着。飛騨古川まつり会館がある広場ですが、そこまで観光したいわけじゃないので公園内をプラプラ。そしたら、広場の脇に古川祭で使われる起し太鼓が展示してありました。毎年4月19日の夜に行われる神事が「起し太鼓」と呼んでいるそうです。今年は実施できなかったんだろうなぁ。
 まつり広場の脇にあるお店でみたらし団子と五平餅をかってお昼ご飯。みたらし団子は70円でした。五平餅は200円くらいだったかな?まぁまぁ美味しかった。雰囲気で五割り増しくらい。
 左は樹齢850年の慎柏(しんぱく)と呼ばれる木。きれいに手入れされてます。右は疎水路の鯉たち。疎水路っていうのは田畑の開墾だったり、街中の用水を確保するための用水路。古川の街中はこの疎水路が見どころです。
 福全寺跡の大イチョウがこちら。ここには福全寺というお寺があったそう。樹齢700年度言われていて福全寺のシンボルだったらしい。
 飛騨古川の目玉、白壁土蔵の街並みと疎水路。天気が良すぎて写真撮影の露出設定が難しい。
 近くのお土産屋さんに入ってみたら、しらさぎ物語を売ってました。昨日のお宿で出たしらさぎ物語はお土産にカバンの中に入ってます。右はさるぼぼ。一番大きいさるぼぼは2200円だって。けっこうする。




散策
 壱之町通りを散策。軒下に彫刻された雲、出窓、出格子などが各家に施されています。周囲の家と合わせようっていう住民が多く、勝手に統一感が出た町並なんだそうです。
 後藤酒店というお酒屋さん。飛騨周辺のお酒をたくさん扱っている酒屋だそうです。入口の上には蓬莱っていう額がありますね。蓬莱の看板は古川の街中でたくさん見られます。有名っぽいね。
 後藤酒店の向いに渡辺酒造店という酒蔵があって、ここが蓬莱という日本酒を作っている酒蔵でした。中を見学できるのかな?と入ってみたけれど、見学はできず売ってるだけでした。どこかで酒蔵見学ってやってないのかな?
 歩き進んでいくとかわいい建物がありました。ノーブルっていうレストランなのですが、歴史的な建造物らしいです。郵便ポストも昔ながらのもの。
 こちらは白真弓というお酒を造っている蒲酒造場。飛騨古川は日本酒の酒蔵が多いね。
 これは壱之町中組の鳳凰台と呼ばれる屋台が納められている蔵。この鳳凰台は1782年に屋台曳行の記録があるんだって。300年くらい前から使われている山車がここにあるらしい。古川祭のときだけ見られるんだと思う。見てみたいね。




三嶋商店
 さらに進むと飛騨古川で有名な和ろうそくのお店があります。三嶋商店っていうんです。古川に来るといつもここを見学しているような気がします。店主で十何代目って言ってたかな?かなりの歴史がある和ろうそくのお店です。NHKの朝の連続テレビ小説さくらの舞台にもなったお店なんだって。店主のおじさん、ものすごく話好きのようで、いろんな話をしてくれます。これを聞くだけでも面白いかも。
 和ろうそくっていうのは櫨(ハゼ)という木の実から搾り取った木蝋を固めたろうそく。パラフィンから作られた洋ロウソクとは原料から違う。和ろうそくの方が燃焼温度が低いけれど、炎の大きさが大きいので照度は2-3倍高いんだって。あと、炎の形も違うんだとか。最近、若者の一部で流行り始めて売り上げが上向いてきてるらしい。




ロボット兵
 弐之町通りを歩いていたら、小さな公園があって、ロボット兵がいました。誰かの手作りっぽい。


 
世界都市方位モニュメント
 同じ公園の一角に世界都市方位モニュメントがありました。ニューヨークは10,886kmもあるらしいよ。遠いねー。一番遠いところになっているのはブエノスアイレスで、18,595kmもあるそうです。直行便は無理だな。




ひだコロッケ
 飛騨古川にきたら食べたくなっちゃうひだコロッケ。美味しいんだよね。1個250円もする高級コロッケだけど、三人それぞれ買って食べちゃいました。
 アツアツホクホクなコロッケを食べる。ちょっと塩味がついてるけれど、何もつけずに食べても美味しい。飛騨牛も入ってました、だったかな?




飛騨古川駅
 15:00、駐車場に戻るため跨線橋をわたる。その時にキハ25形気動車がやってきました。この場所って映画「君の名は」で使われてた場所じゃない?聖地巡礼って今でも来てるのかな?



 という感じで飛騨古川の散策も終え。そろそろ帰宅しますよ。

 15:15、飛騨古川を出発。今日の夕飯はどうしよう、なんて車内で相談していたんですが、料理をするのがめんどくさいということで、コストコのお寿司にすることになりました。

 17:30ごろ、コストコに到着。お寿司などを買って帰宅。

 18:00、帰宅。お疲れ〜。今回のドライブは165kmでした。コロナ禍で大人しいGWになってしまいましたが、昨日今日は楽しめたな。




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