高岡御車山祭
2023.5.1
5月1日、この日は毎年高岡市でお祭りがあるのです。その名も高岡御車山祭。クマ兄さんは富山に移住して20年ほどになりますが、このお祭りに参加する機会がありませんでした。GWはいつもどこかに遊びに行っちゃうからね。でも、今年はネコ娘の受験の年ということもあり、遠くへお出かけできないのでペンギン姉さんと二人で高岡御車山祭を訪れてみることにしました。 |
高岡駅 |
10:30、高岡駅の近くの駐車場に車を停め、高岡駅前の末広町方面へ徒歩で向かう。高岡駅前には地下街があるので、そこを歩いていく。壁に今日見る予定の高岡御車山祭のタイル画がありました。これをこれから見るのか〜。 |
末広町の交差点まで来ました。露店がたくさん出ていますね。ここまでの道も歩行者天国になっていて露店がたくさんありました。高岡にこんなに人が集まるんだ!?とちょっとビックリしております。 |
高岡関野神社 |
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末広町から大混雑の道を通り抜けて高岡関野神社へやってきました。高岡御車山祭はこの高岡関野神社の例祭なんだそうです。参拝して御朱印を頂く。御朱印はお祭り記念のものがありまして、それを頂きました。 |
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狛犬は狐だね。境内にもたくさんの露店が出ていまして、射的もありましたよ。でも、なかなか景品が落ちないみたいでした。 |
ひるぜん焼そば |
高岡関野神社を参拝したあと、露店をいくつか見て回ったらホルモン焼そばのお店がありました。ひるぜん焼そばのような味付けでした。ジンギスカンダレで味付けした太い麺。ホルモンはあまり多くなかったけれど、ホルモンの味が麺によく染みていて美味しかった。 |
高岡御車山祭 |
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11:00、片原町へ。ここで高岡御車山祭を見学しようと思います。道路脇に座ってホルモン焼きそばを食べながら時間を待つ。このとき気付いたんだけど、路面電車(万葉線)の電線を撤去して山車が通れるようにしているようでした。ここまでするんだ、知らなかった。 |
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11:30、通町と御馬出町の山車がやってきました。右は通町。想像していたより大きな山車がゆっくり進んできますね。 |
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普段は閑散としていて、路面電車が走る電車通りですが、今日は山車が練り歩いています。高岡市にこんなに人がいるんだ!?人の多さにびっくり。 |
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通町の山車が近づいてきました。中央部分に人形が乗っていますね。懸垂をしているような人形を唐子と言うらしく、鉄棒をやっているようにグルグル回ります。その後ろには坊主?がいますな。布袋和尚らしいです。この山車は毎年先頭になって進んでくるんだって。 |
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目の前までに山車がやってきました。近づくと結構大きい。てっぺんの兜も大きいけど車輪も大きいね。 |
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さぁ、動きますよ!というところで、おっちゃんたちが気合を入れて動かします。これはなかなかの光景ですよ。足腰強くないと動かせない。 |
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方向転換も大変です。車輪がアスファルト上を滑るわけではないので、進む方向を変えるときも力づくです。なので、ちょっと動いては休憩、を繰り返してます。 |
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さぁ、どんどん進みましょう・・・と動き出すと目の前に車輪。デカいねー。 |
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こちらは別の山車。こちらの車輪も大きいです。御馬出町の山車ですね。 |
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これは守山町の山車。山車の上に座っているのは恵比寿様。 |
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こちらは木舟町。大黒天が乗っています。どこの山車も車輪が大きいねぇ。動かしている人達の腕や脚がムキムキになってますよ。明日からしばらく筋肉痛だな。 |
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12:00、片原町の交差点にすべての山車が並びました。これは見ごたえあります。ユネスコの無形文化遺産に登録されるってこういうことなんだね。1609年に加賀藩2代目藩主の前田利長が高岡に城を築き、その翌年から御車山祭が始まったと言われています。ということで、400年以上の歴史があるお祭りなんだそうです。知らなかった・・・。
さて、御車山祭の見学はこれにて終了としましょう。お腹が空いたので食事ができるところを探そう。 |
ジャカッセ高岡店 |
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12:45、高岡駅前のウィングウィングというビル、この中にあるジャカッセ高岡店にやってきました。ここに来るまでにいろいろお店を探したんだけど、どこも満席でした。 このお店は洋食屋さん?かな。ランチメニューがいくつかあって、煮込みハンバーグセットにしてみました。15分ほどでハンバーグが運ばれてきて、煮込みって言うだけあってアツアツ。なかなか美味しいお店でした。高岡駅前はクマ兄さんの会社の飲み会でも頻繁に訪れる場所なんだけど、ジャカッセは初めて来たのです。今日は地元高岡散策なのに初めての経験ばかりだ。 |
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車へ戻るとき、再び地下街を通る。壁の展示コーナーにKASA BONKO GIRLSの紹介がありました。山形の花笠みたいだけど、これは何だろう。20年も富山に住んでるけど知らない。 |
源平倶利伽羅峠古戦場跡 |
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昼食後、ちょっと車を走らせて小矢部アウトレットモールへ。ここで少し買い物をした後、近くの倶利伽羅峠に寄ってみました。ここは源氏と平家が戦った場所らしいです。なんでこんなところで・・・と思うような場所ですが。車を駐車場に停めて、牛の像を見に行こう。 |
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これが倶利伽羅峠の戦いで有名になった牛です!
倶利伽羅峠の戦いがあったのは1183年6月2日とのこと。ということは850年も前のことなんですね。ここでは源義仲と平維盛が戦ったそうです。このとき、源義仲は深夜、牛の角に松明をつけて寝静まっている平家軍に襲い掛かったそうです。逃げ場を失った平家軍は地獄谷と呼ばれる崖から転落し全滅に近い敗北をしたとか。これが火牛の計だそうです。 |
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地獄谷(右)が望める場所には「源平合戦慰霊之地」碑があります。ここで平家が大敗北を喫したとか。地獄谷から転落した兵士たちの血や膿が谷底を流れる川を染めたため、膿川と呼ばれるようになったとか。
という感じで、最終的に小矢部までドライブに行ってきた日でした。地元富山を巡る旅もまぁまぁ楽しめました。 |