B787




 現在のところ(2014年)、大型の旅客機の中では最新のB787。しばらくは乗ることないと思っていましたが、台湾旅行の際に羽田⇔台北松山で乗ることができました。2011年に世界で初めてANAが受領した旅客機なので、初就航から約二年後に乗れたことになります。うわさ通り静かな機体。台北松山⇒羽田ではB787-8世界初号機となるJA801Aに乗れちゃったりしました。
 この飛行機は純国産、なんて言われるほど日系企業が製造にかかわっています。炭素繊維や東レ、火災事故を起こしてしまったバッテリーはGSユアサ、その他の部材を日系企業が製造しています。炭素繊維を多く使用して軽量化し、新開発のエンジンを用いることで最大航続距離15,700kmを誇ります。B767と比べると燃費が20%も向上しているんだって。




B787-8
 台北松山空港にて。JA801A。1号機と2号機のみこの特別塗装。カッコいいね。海外でも評判がよろしいようです。JA801Aは就航当初は国内線を飛んでいましたが、2013年10月ごろに中距離国際線仕様に改修されたそうです。右はロールスロイス製トレント1000。エンジンナセルの後部のギザギザは「シェブロンノズル」と呼ばれ、ファン流と燃焼ガス流を混合し騒音を低下させる効果があるそうです。
 
 機内の様子。LED照明を使っていて状況に応じて機内の照明色を変えられるそうです。この時は青かった。あと、窓のカーテンも電子カーテンになっており、光線透過率をいろいろ変えられるようになっています。なので、まぶしさを抑えつつ外を見る、なんてこともできるようになってます。
 なんと!温水洗浄便座になっているそうです。TOTO、ジャムコ、ボーイング、JALの共同開発だそうで、ANAも採用したんだとか。普段洗浄機能を使わないので気付かなかった・・・。



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