A380




 B747に対抗できる大型機として開発されたA380。世界初の全二階建て旅客機です。ボーイングが大型機開発をB747-400の改良型であるB747-8でお茶を濁し、受注が芳しくないのに対し、新設計で攻勢に出たエアバスはA380の受注を順調に伸ばしております。
 旅客数は標準の3クラスで525名、エコノミークラスのみとすると853名も乗せられます。航続距離も15,200kmと大型機ならではの長距離性能を誇り、ハブ&スポーク型の航空機の運用には最適な航空機となりました。
 初号機の運用は2007年10月、シンガポール航空によるもので、ルフトハンザ航空は三番目に受領。搭乗したルフトハンザ航空は2014年現在で10基のA380-800を運航しています。




A380-800
 2014年、成田空港にて撮影。2007年初就航ということで、すでに登場から7年もたっており成田空港でもお目にかかったこともあったA380。ドイツへ出張の際に、成田⇔フランクフルトで搭乗することができました。それにしてもでかいね。
 ルフトハンザ機のエコノミーは1階席。3-4-3の座席配置はB747と同じだけど、1階席のほとんどがエコノミー。何人乗れるんだか。ちなみにA380は低騒音、低二酸化炭素排出量を誇っており、世界一運行規制の厳しいロンドンのヒースロー空港でも24時間運航が可能なほど。確かに、離陸の時のエンジン音がとても静かでした。B787よりも静かだった気がする。
 機体後部の二階への階段を登って、二階席を覗いてみようと思ったらゲートが閉まってました。二階はたぶんビジネスクラス。ビジネスの人からしたら覗かれたくないよねぇ。
 トイレもオシャレな感じ。ついついB787と比べちゃうけど、最新のB787と変わらないくらい新しいデザイン。B787が進化していないのかな?



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