E-FB14

　大学院2年の時、コロナの調子が悪いのに耐えかねて、全部込こみ70万円くらいで中古で買った車。スカイラインが欲しかったんだけど、中古屋さんで強く勧められたのがこの車。結果、燃費は良かったし、車内は広いし、まずまず走るし貧乏なクマ兄さんにはちょうど良い車でした。

　全部で3年ほど乗りました。大学院2年の時は修士論文や研究発表、引っ越しなどであまり遠出しなかったな。アパートを探しに岩手から千葉まで徹夜で行ったのが一番の遠出かも。

　でも、社会人になり千葉に住むようになってからはそこそこ遊びに使いました。通勤は電車だったので完全にレジャーで使用。社会人2年目のGWには京都大阪、冬に四国一周（上）、社会人3年目のGWは山陰めぐり（下）と活躍しました。四国一周の時、地房峠の手前で雪道に行く手を阻まれ、滑落しそうになったのも良い思い出です。この経験が、次の車は４WDにしようと思ったきっかけ。

　他に、ペンギン姉さんの故郷秋田やクマ兄さんの故郷宇都宮などに度々走ったね。週末の買い出しもこの車でよく出かけました。

　ルキノクーペ、車体が軽いからか（車両重量1,040kg）走りはまずまずでした。エンジンは1.5Lと小さめですが、DOHCでよく回ったし、足回りもしっかりしていて山道も軽快。ただ、やはりエンジンが小さいからか長い急坂は苦手で、乗鞍スカイラインでキャラバンに煽られた時、どんなにアクセルを踏んでも速度が上がらず、1速までギヤを落としてアクセル全開にしたら水温計が上がっちゃったことがありました。エンジン壊れることは無かったけど・・・。標高が高かったのでNAでは厳しかったのかもね。

　それから、この車での車中泊は悲惨でした。クーペだけあってシートはフルフラットになりません。車中泊の時はシートを一番後ろまで下げ、目いっぱいシートを倒して寝てました。それでも足元は下がる姿勢になるので二日連チャンの車中泊は厳しかったな。

　この車に乗って3年目にもなると、クマ兄さんとペンギン姉さんも車中泊の旅に目覚めてしまい、クーペでの旅行はつらくなってしまったのです。九州に車で行く計画を立てていた時、ペンギン姉さんが車中泊の楽な車を買おう、と英断を下したため3年間という短い付き合いでしたがお別れすることになりました。

　走りは良かった。