新規サイト005


二日目 赤城神社


2021.7.23


 今日も天気が良いようです。今日は午前中は赤城さんに上ってみて、午後から西の方へ移動しようと思います。



起床
 7:00、赤城の恵で目を覚ます。今日もギラギラと天気が良いようです。昨夜はある車のオフ会のようなものがあって、若者が集まっていたけれど、トイレを汚く使った以外は害が無かったので、まぁ快適だったと思おう。トイレはきれいに使ってほしいんだけどな。


 7:45、赤城さんに向けて出発。
 途中のローソンで朝食を購入。クマ兄さんはホットコーヒーとドーナッツ。あー、この組み合わせは最高ですな。

 赤城山に向けてコーヒーを飲みながらドライブを開始。赤城山ってかなり大きくて麓の道の駅から赤城神社まで20kmほど上り坂が続きます。そして、その上り坂を登っていくチャリダーが多いこと。上まで登って、後からサーッと下ってくるのかな?この時間ですでに下ってきているチャリダーもいるし。



赤城神社
 9:00、赤城神社に到着、と思ったら赤い橋が見えてたので寄ってみました。啄木鳥橋っていうそうです。以前はこの橋を渡って赤城神社を参拝できたようですが、現在老朽化が進んでいて撤去の予定だそうです。この橋は撤去されちゃうのか。残念。


 ここの駐車場ではポルシェが二台並んで停まっていて、写真を撮りまくってました。友達同士で来たのかねぇ。
 続いて赤城神社の駐車場へ移動。啄木鳥橋が使えないから、裏側から参拝するルートになるのかな。右は本殿の後ろ側です。
 それでは拝殿へお参りしましょう。この赤城神社はいつ頃創建されたのかは不詳とのこと。でも、839年にはあったようなので、かなり古い由緒のある神社なのです。
 拝殿・本殿の横には森があり、小鳥が島多宝塔っていうのがあった場所らしい。そして、ここからは和鏡が10個と経筒の残片が5個見つかったんだって。和鏡は平安後期から室町時代のものだとか。
 では、帰る前に大沼(赤城山のカルデラ湖)を眺める。すると、鯉が集まってきました。餌はもってないので小石を投げて見ると、その音でどんどん鯉が集まってくる。その数100匹以上いるね。冬は湖面が凍るらしいんだけど、鯉は大丈夫なんだね。



 まだ少し時間があるので、どっか寄ってみよう。そういえば、赤城神社に来る前に覚満淵っていう看板があったな。せっかくだから散策してみよう。あまり乗り気じゃないネコ娘を説得して行ってみる。



覚満淵
 近くの駐車場に車を停め、覚満淵の入口へやってきました。この入口、柵になってるよ。この先に入って大丈夫かな?と一瞬考えましたが、看板を見ると鹿の侵入防止のためなんだって。鹿はこっちにいるの?あっちにいるの?
 柵を抜けて遊歩道を歩いて行くと、橋がありました。人工物があるからルートは合ってるね。
 覚満淵っていうのは、この池、または湿原のことらしいです。遊歩道が整備されているので歩きやすい。でも、霧が出てきたね。景色が楽しめるはずなんだけど・・・。もう少し先に行ってみよう。
 陽が出てきて、霧が晴れると湿原が見渡せました。この景色は凄いね。火山である赤城山のカルデラ湖の横に湿原があるってすごいことじゃない?
 この場所は標高1,360mあり、天気が凄く変わりやすい。霧が出たり晴れたり。なかなか忙しい天気です。そして、この覚満淵は以前は湖だったとか。湖水が大沼の方へ流れていった結果、湿原になったんだって。

 ちなみに覚満淵の遊歩道は1周40分ほどらしいので、散策にはちょうど良いコースです。
 覚満淵一周コースを散策していると、たくさんの花が見られます。これはアザミかね。チョウチョが蜜を吸いに来ているようで、たくさんのチョウチョも飛んでいます。アザミのハチミツって高いんじゃないの?




 予定通り40分ほどで覚満淵を一周できました。じゃ、お昼ご飯を食べに移動しようか。



水沢うどん
 11:20、水沢うどんのメッカに到着。どこのお店で食べるか決めてなかったので、スマホで有名なお店を検索したら大澤屋というお店がヒット。お!すぐ近くじゃんってことで大澤屋に来てみました。着いてびっくり、凄く大きなうどん屋さんです。
 10分ほど駐車場待ちをして入店。お店に入ったらまだ順番待ち。だけど、回転が早いらしくすぐに席に通されました。受付のある玄関に設置してあった赤と青の手は椅子だそう。岡本太郎氏の作品なんだって。座っていいのか分からなかったので、無人で撮影してみたけど、座っても良い椅子だったようです。あと、水戸黄門の写真も展示してあります。このお店、展示品が凄い。
 席についてメニューを見ると、基本はうどんと天ぷらのセットのようです。だけど、サイズが分からないからセットメニューの他に、味噌おでんと舞茸と野菜天ぷらを注文してみました。味噌田楽ウマい。天ぷらはかなり大きいです。舞茸の天ぷらウマい!
 味噌田楽を食べ終え、まったりしているとうどんが運ばれてきました。今回注文したのはうどんと天ぷらのセット。ペンギン姉さんとネコ娘は楓(かえで)というセットでざるうどんが並、舞茸天が二つ。クマ兄さんは竹(たけ)というセットで大盛うどんと舞茸天二つ。舞茸と野菜天ぷらも注文していたので、舞茸天が山盛になりました。美味しいから食べちゃうけど。
 水沢うどんって、日本三大うどんの一つに選ばれています。が、讃岐うどんほどポピュラーじゃないね。この水沢うどんは、近くの水澤寺に参拝する人に向けて提供されたうどんが始まりなんだとか。ツルツルでコシのあるうどんが特徴。出汁も美味しかった。クマ兄さんは舞茸天を四つくらい食べてご満悦です。




 この後・・・ネコ娘の服が一日分足りないってことで、渋川市街地へ移動し、しまむらで服を買う。その後、給油して西へ出発。



八ッ場ダム
 14:20、八ッ場ダムにやってきました。2019年の台風19号の際に大量の雨水を抱え込んで、あっという間に試験湛水が終わったという有名な話がありますね。民主党の事業仕分けでゴタゴタしたことでも有名になりました。ということもあり、以前から来てみたかったダムなのです。

 駐車場に車を停め、なるほど!やんば資料館に行ってみる。
 ダムの対岸の山の上にある切れ込みが何だろう?とか思いながらダムを見る。やはり新しいダムなのでコンクリートの色が柔らかい。
 なるほど!やんば資料館に入ると、八ッ場ダムを作ることになった歴史やダムの構造が学べる展示コーナーがありました。結構面白い。だって、1952年にダム工事が発表された後、住民の移住とか補償とか、事業仕分けとかあってダム本体の工事が始まったのは2010年頃。そして2019年からは試験が開始。作り始めたらあっという間なんだな、という印象でした。


 資料館でダムカードをもらった後、ダム本体を見学してみる。
 堤体の上部は散歩したり見学できます。ここからダムの下流側を見下ろすと・・・高さ116mはさすが。結構高い。
 上流側は見慣れた高さです。これくらいなら安心して眺められる。八ッ場ダムは洪水の調整だけでなく、工業用水の確保や発電の目的もあるんだそうです。
 エレベーターでダムの下側へ行けるみたい。密にならないように人数制限されているけれど、お客さん自体が少ないのですぐ乗れました。



八ッ場ダムの下側
 エレベータを降りるとトンネルでした。ここ、堤体の内部かな。コンクリートの壁は結露した水滴でびしょびしょ。外から暖かい空気が流れ込んできて、コンクリートで冷やされて結露しているんだね。
 ダムの堤体の下側にでました。巨大です。壁がそびえたってます。このダムを造るために周辺住民を移住させたり、鉄道を引き直したり大変だったんだねぇ。
 場所を変えてパチリ。ペンギン姉さんとネコ娘が写っているはずなんだけど、小さくてわかんないね。

赤い橋を渡って向こう岸、さらにその右手の方に吾妻峡八ッ場駅っていう駅があります。JRの駅なのかな?と思ったら、八ッ場ダムを建設する前に使われていた吾妻線の駅で、今は観光用に自転車型トロッコに乗れるようになっているんだって。でも、今日は営業してないみたいです。
 10分ほどで散策終了となりました。再びエレベーターでダムの上に戻ります。帰りはトンネルの中で順番待ち。上に戻ったら八ッ場ダム名物の水陸両用バスが見えました。あれ、乗ってみたいけどいくらかかるんだろう・・・。



 この後、アイスでも食べようかってことで、露店を見ていたら高い。そして、雨も降ってきた。アイスはちょっと諦めて、すぐに車へ戻る。でもビショビショになっちゃいました。



 今日の観光はこれにて終了。この後、伊香保温泉に行こうかなって思っていたんだけど、道が混んでたので、きっと伊香保温泉も混雑してるんだろうなって予想して、諦めることにしました。コンビニでアイスを買って近くの銭湯を探す。



小野上温泉 ハタの湯
 16:45、渋川市の小野上温泉、ハタの湯に到着。410円で天然温泉に入浴できます。いいところを見つけた!ナトリウム‐塩化物泉で気持ちの良いお風呂でした。ハァ〜。




 サッパリした後は、今日のお宿に移動です。



道の駅 六合
 18:45、草津温泉の手前にある道の駅六合にやってきました。ここで今日は車中泊にしますよ。温泉に入る前にスーパーで買ったお惣菜、スライスキャベツ、車内で炊いたご飯、車内で沸かしたお湯で作るインスタント味噌汁という豪華ディナーです。


 食後、車内をベッドモードにし、ゴロゴロしながら東京オリンピックの開会式を見る。いやー、ピクトグラム最高だった!



 じゃ、寝るか・・・。今晩はかなり涼しい。標高が高いので気温が低いようです。とっても快適に寝られそうです。お休み〜。



一日目 三日目
群馬ちゃん に戻る



クマ兄さんの部屋 に戻る

旅の記録 に戻る